■『プライベート☆れこ〜ず』

  <1月20日 2年2組 眞楠舞依さんの場合……>



「ほら眞楠、もっと胸を突きだして。腰を引いておしりをクイッと!」
「こ、こう?」
「そうそう。……だめだめ、笑顔が引きつってるよ!もっと自然に、にっこりと!」
「んなこと言ったってぇ……これ、冷たいんだよぉ?!」
2年2組 眞楠舞依さん 寒中お見舞い撮影中
『温泉までツーリングに行こうよ、眞楠』

 彼の誘いに、あたしは二つ返事でそれに同意しちゃった。だってめっきり寒くなってからというもの、彼ったらちっともバイクに乗らなくなっちゃって。あたしがツーリングに行こうってせがんでもせがんでもコタツから出てこなかったんだもん。

 ……でも、出かけた先の温泉で『寒中お見舞い用』って、こんな写真撮影をすることになるおまけがついてくるところまでは予想していなかったけどね……
(わざわざ家族用露天風呂まで予約してたんだよ?)

「……はい、おっけ〜。いい写真が撮れたよ、眞楠」
「ううううううううううううう〜〜〜〜!」
 上機嫌そうな彼をよそ目に、あたしは雪だるまをおっぱいの谷間に載っけたまま首まで一気にお湯に浸かり込んだ。溶けていく雪だるまの顔がなんとなく恨めしげにも見えたけど、もうガマンできなかったんだモン!
「眞楠、寒かった?」
「寒いって言うか、冷たかったの!」
「ごめんごめん」  ぷう、と膨れているあたしに、両手を合わせて拝むように謝る彼。
「見てよもぉ……おっぱいの谷間、しもやけになっちゃったじゃない!」
「大丈夫大丈夫」
 真っ赤になってしまっているその部分を見せ付けるあたしに近寄りながら(当然、彼も裸……)彼は安心しろとばかりににっこりと微笑んだ。
「いい治し方、教えてあげるから♪」

*    *    *    *    *    *

「……で、これがその『いい治し方』ってわけ?」

眞楠さん、しもやけ治療中(笑) 「そうだよ……んっ。しもやけってね、あっためた方がいいんだけど……ふぅ、かといっていきなり熱いお湯やカイロみたいな高い温度であっためると、逆にしもやけで傷ついた部分を痛めちゃうんだ。おおっ……で、でね、『体温よりやや高いぐらいの温度のモノ』でじっくりあっためるのが、一番いいんだってさ……♪」
「で……これがその『体温よりやや高いぐらいの温度のモノ』ってワケねぇ……」
 時折気持ちよさげな吐息を混ぜながら説明する彼のおチンチンを真っ赤になったままのおっぱいの谷間にはさみながら、あたしはため息をついた。
「たしかに……体温より熱く感じるけどさぁ……」
「だろ?……眞楠がおっぱいではさみながら、上下に動かしたりしてくれると、もっとあったかくなってくるよぉ……♪」
「こ、こぉ?」
 あたしはおっぱいに添えている指先に少し力を込めて、ゆさゆさと揺らしてみた。
 むにむにぷりぷりと揺れるおっぱいの谷間で揉まれながら、彼のおチンチンの先っちょがにょこ、にゅぷ、と出てきたり隠れたりを繰り返す。
「あっ、ああっ!そ、そう!そんなかんじだって!」
 途端に彼ったら、心底うれしそうな、気持ちよさそうな声を上げちゃったりする。
「も、もっと続けてよ眞楠……そしたらお肌の治療に効果的な『クリーム』も出て来ちゃうから……♪」
「んもぉ……キミってホントにエロいんだからぁ……」
 結局はこんなことがしたくてあたしを連れだしたのかな、と思うとちょっとムカつくような感じもする。あたしはもっと、彼と年相応の、青春っぽい温泉ツーリングデートがしたかったのに〜〜〜
 ……でも、
「ねぇ……これってそんなにきもちいいの?」
「うん……眞楠のおっぱいだからね……眞楠がしてくれることは何でもうれしいんだよ、僕……」
 そんな風にあたしのことを言ってくれる彼のうれしそうな顔を見ていると、そんなムカつきもだんだん消えていく。っていうか、うれしい気分になってくるかも……
「んもぉ……キミってホントにエロいんだからぁ……♪」

 あたしはおっぱいを揺する指先の動きを、一層強めていった……



 立春になったので寒中お見舞い絵を下げると同時に、文字無し版で掲載しました。
それだけでは芸がないので、急遽case Kさんがブログのコメントに書き込んで下さったネタを拝借たものを追加しました〜
(case Kさん、ありがとうございます)



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