■イベントあるばむ

  <新入生歓迎祭〜ラグビー部>



ラグビー部マネージャー・大野はづき(2年1組)さん  2006年度の新入生を迎え、学園内に在籍する様々なクラブによる『新入生歓迎祭』が開催中のたぬき学園。ラグビー部では入部を希望する新入生の入部テストをかねた紅白試合が行われようとしていました。部員全員を入部希望の新入生を交えて2つのチームに分け、試合形式で行われるというわけです。
 けれどその試合を前にして、入部希望の新入生・Bくんの注意はフィールドの外に向けられていたのです。
(あの子……マネージャーかな。だったら上級生のはずだけど、ちっちゃくてかわいいなぁ〜♪)
 Bくんの視線の先にいるのは、男子部員とお揃いのユニフォームを身に纏った小柄な女子生徒……ラグビー部のマネージャー・大野はづきさん(2年1組)でした。気候がよいとはいえ春先に半袖では少し肌寒いのか、試合を前に緊張しているのか、頬をうっすら赤く染め、なにやら落ちつかなげにもじもじしている様子が、Bくんの萌えゴコロをますますそそってしまいます。
(よーし、あの子の前でせいぜいカッコイイとこ見せてやるぞ。なんてったってこちとらチューガクじゃラグビー部のキャプテンだったんだからな♪)
 脳内で自分の勇姿に惚れ込む大野さんの姿なんぞ妄想しながら試合に臨んだBくんだったのですが。
『どがっ!!』
……試合開始してすぐにボールパスを受けてダッシュを開始した途端、先輩選手の強烈なタックルを受けてひっくり返されてしまったのです。
(……ちくしょう、走り抜けられると思ったのに……)
 チューガクとコーコーのレベルの差を見せつけられた悔しさと、大野さんの目の前でイイトコどころか醜態?を晒してしまった恥ずかしさが入り交じって、Bくんはすぐに立ち上がる気になれませんでした。
「……あれ、どーした新入生?」「あちゃぁ、いきなりノビちまったかぁ?」
 まぶたを閉じたまま横たわっていたので、先輩達はBくんが気絶したと勘違いしてしまったようです。……これじゃますます立ち上がりにくくなっちゃったよ、と困るBくんでしたが、
「おーいマネージャー、『魔法の水』ぶっかけてやってよ♪」
「 は、はい……」
 どこか楽しげな先輩と、どこか恥ずかしげな大野さんの声が聞こえてきたのです。
( お、らっきー♪)
 と、Bくんは思わずにはいられませんでした。自分のすぐ側に大野さんが来てくれる。寝転がってる自分の側にミニスカの大野さんが来るということは、パンチラなんかも望めるかも……なんちゃって。
(『魔法の水』なんて……やかんの水ぶっかけると気絶から復帰できるなんてのは迷信なのになぁ)
 とか思いながら近づいてくる足音が自分のすぐ側で停まり、顔を照らしていた日光が遮られたのを感じて、大野さんが自分のすぐ側まで来たと察したBくん。気絶したふりをして閉じていたまぶたを、うっすらと開けていって……
 思わず我が目を疑わずにはいられませんでした。

おま〜〜〜〜ん(笑)
(えっ!?)
大開脚〜〜〜(笑)

(えええええええええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!???)
 な、なんと! 仰向けに倒れているBくんの顔をまたぐようにして立っている大野さんが、自分でショーツの端をまくっているではありませんか! 当然、ぷっくりと膨らんだアソコのワレメも、そこから顔を覗かせている肉のヒダヒダまで全部丸見えなのです。
(おっ、おれ、ホントは死んじゃって、いま天国にでもいるんじゃないのかっ!?)
 思わずカッ! と目を見開いてじっくり隅々まで眺めたい衝動を必死に押さえつつ(自分が目を覚ましたとわかったら、隠してしまうかも知れないので)ドキドキワクワクするばかりのBくんだったのですが……
「………んっ!」
「………んっ!」
ぷしゃぁっ!
『ぷしゃぁっ!』
魔法の(黄金)水〜〜〜(笑)
 小さく大野さんがいきむと同時に、可愛らしいワレメの中心から薄黄金色の液体が勢いよく吹き出したのです。

(え、えええええええええっ!!! こ、これわぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ???)

 そう、それは間違えようもなくおシッコでした。そして大野さんの股間から次々とわき出してくるおシッコはゆるい放物線を描きながら、Bくんの顔面へと降り注いでいったのです。
「うわぶぶべぶばぶびゅぶぶほぶへぶはぶひゅぶべっ!!」
 ばしゃばしゃとしぶきを上げながら降り注ぐおシッコに、思わず意味不明の叫びを上げてしまうBくん。
「うわぶべぶひゅぶぼ、や、やめぶっ、やめぶひぇくださいぶひょおぉっ!」
「え、え……ああっ!?」
 いきなり叫び声を上げたBくんに、大野さんも思わず驚いてしまったり。
とめられないとまらない♪
「やっ、やめっ……おシッコ、とめて……ぶひゃぶべぶぶぉおっ!」
「えっ、あ、ごっ、ごめっ……!」
 Bくんが自分のおシッコで溺れそうになってるのに気付いて、おシッコを止めようと大野さんは股間に力を込めました。
 でも。
「……と、とまんない、とめられないよぉっ!」
 結局最後の一滴まで、Bくんは大野さんのおシッコをその顔面に受けることになってしまったのでした。

*   *   *   *

「……どうだ、よく効いただろう?うちのマネージャーの『魔法の水』は♪」
 試合後、上半身を濡らしたままのBくんの肩を叩きながら、ラグビー部のキャプテンがさわやかに笑います。
「これが我がたぬき学園ラグビー部の伝統さ。部員はみんな一回はこれのお世話になるんだ。……お前みたいに入部決定前にお世話になった奴は初めてだけどな?」
 どっと部員達に笑いが起こります。
「どうだ? お前実力的には全然合格ライン突破なんだが……うちの部、入るか?」
 部長に誘われ、やや憮然としながらBくんは考えます。

(気絶した選手におシッコぶっかけるラグビー部なんて聞いたことないよ!とんでもねぇ!!)

 ……でも、Bくんの脳裏には、大野さんの恥ずかしそうに頬を赤く染めた表情と、ぷっくらとした可愛らしいおマンコと……そこからあふれ出したおシッコのあったかさが焼き付いて離れないのです。思い出すだけで、ムクムクと股間に力がみなぎりそうになってしまうのです。

「……入部します」

 そう答えながら、今日自分には新しい属性が生まれてしまったんじゃないかと思ってしまうBくんなのでした。



 うわ、きったねぇ(^▽^;)

 ネタ的には安直ではありますが(自分で言うな)、考えてみるとしっこネタは数多く描きましたが意図的にぶっかけたのはこれが初めてじゃないかと(いや、どうだったかな?)
……ちなみにこの魔法の(黄金)水、使うのは校内だけです。さすがに対外試合でやると相手が逃げそうだし(笑)

 野郎抜きバージョンはこちら〜>



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