その日、僕の両親はそろって2泊3日の町内会の旅行とやらに出かけてしまった。 家に残ったのは僕と眞楠の二人きり。 「今晩、思いっきりえっちできるね♪」 「……………………………………ばか」 耳元でささやく僕に、頬を真っ赤に染める眞楠。でも、彼女も期待してるのが僕にはわかってるんだ。何度も身体を重ねて、彼女も僕とのえっちに身体が大分慣れてきてるみたいだから。 そして夜になり、僕は裸の眞楠を抱きしめる。……いつ抱きしめても、彼女の身体はボリューム満点で、それだけで楽しくてうれしくて仕方がなくなってしまう。 |
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一回目は、スタンダードに正常位で。 初めての時はすごく痛がっていた眞楠も、今ではすんなり僕を受け入れてくれる。 まるできっちりとチューニングされたエンジンのピストンとシリンダーのように僕のペニスは眞楠の胎内で快感を貪り、彼女を気持ちよくさせてあげて、ほとんど同時に達することが出来るんだ。 |
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2回目はバックから。 いまでは変則的な体位でも、眞楠は僕を受け入れてくれる。 というか、新しい刺激を求めるみたいに僕にいろんなことを要求してくれるようになってきた。 そしてそのたびに僕は眞楠の新たな一面を知ることが出来る。 僕はそれがうれしくて、どんどん遠慮無しに彼女に思いつく限りのえっちな行為を繰り返していった。 それがどんな結果を生むことになるか、気づかないままに…… |
「はぁ、はぁ……」 4回目の射精を終えて、さすがに僕もへばり気味だった。今までは眞楠が慣れてなくて思い切ったことができなかったけど、今晩は思いの丈のすべてを彼女にぶつけることが出来たから。 ぎゅっと抱きしめていた眞楠の身体から手を離し、僕はベッドの上に仰向けに横たわる。 「ねぇ……」 その僕に覆い被さるように、眞楠が身体を重ねてくる。 「もっと……もっと、しようよぉ……♪」 「 え……?」 頬を赤く染め、瞳を潤ませて、マックスばでぃを僕にすり寄せてくる眞楠。僕はちょっとうれしくなってしまう。だって眞楠から僕にえっちを求めてくるなんて、初めてのことだったから。 でも正直僕はへとへとだった。こんなに女の子とのえっちに夢中になったのは……そう、「あのひと」以来だろうか。 「はは……もう、今晩はこれぐらいにしようよ。明日の晩だって、思いっきり出来るんだからさ」 そういいながら眞楠の肩を抱く僕。そして二人は心地よい疲労の中、安らかなまどろみの中に沈んでいく…… はずだったのだけど、 「……やだ」 「え」 「ひどいよ……眞楠のこと、こんな気持ちにさせておいて、自分はもうおやすみなんてぇ……こんなじゃあたし、あたし……がまんできないぃっ!」 眞楠は叫ぶように大きな声をあげると、僕の身体に馬乗りになってきた!? |
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「できるんでしょ? ねぇ、まだえっちできるんでしょ? だったらもっと、眞楠のこと『ぎゅっ』てして……もっと眞楠を気持ちよくさせてよぉ!」 そして眞楠は萎えかけの僕のモノをつかむと自分の胎内に挿入して、ものすごい勢いで腰を揺さぶり始めたんだ。 「ま、ま……眞楠っ!?」 今までえっちなことに対して恥じらい気味だった眞楠の、そのあまりの変わり様に翻弄されてしまう僕。けれどものすごく熱くて柔らかくて、それでいて痛いぐらいに締め付けてくる眞楠の胎内に刺激されて、僕のモノはあっというまに固さを取り戻してしまった。 「あ、ああ、かたい……かたいよぉ……きもちいいよぉ……!」 眞楠ははばかることもなく大きな歓喜の声をあげ、揺さぶるように全身を動かせる。 「うっ、う、ううっ……!」 その激しさに僕は、押し寄せる快感に耐えながらうめき声を上げるしかなかった。 (ど、どうしちゃったんだよ眞楠……) 女の子とのえっちで恐怖心にも似た感覚を味わうのは、これが初めてだった。 ……けれど 「もっと……眞楠のこと、抱きしめて……もっと、もっと眞楠を熱くさせて…… すき……好きだよぉ…… もっと、もっともっと眞楠を、キミでいっぱいにしてよぉ……!」 暴れ馬のように全身で快感を貪りながら眞楠がささやくその言葉に、僕は彼女へのいとおしさを感じずにはいられなかった。 「……………眞楠っ!」 僕も眞楠の腰をつかみ、残った力のすべてを込めて彼女を下から突き上げる。 「あ、ああっ!」 それに応えるように、眞楠の唇から新たな歓喜の声がこぼれ出す。そしてますます勢いを増して動き続ける彼女にしがみつくようにして腰を突き上げながら、僕の性感は頂点に向かって上り詰めていく。 「眞楠……まくすっ!」 「あっ、あ……あ、あ、きて……きて、きて、きてきてきてきてきてっ!」 そして僕は5回目の射精を迎えてしまった。 |
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ぶしゅぅ、とまるで音を立てるような勢いで、僕と眞楠とがつながった部分から、白く濁った精液があふれ出す。 「あ、あ……あはっ……で、出てるぅ……キミのが……」 その瞬間達してしまったのか……眞楠もひく、ひくと全身をふるわせていた。 「………あったかぁい……♪」 そして、倒れ込むようにして僕に身体を預けてきた眞楠の髪を、僕はありったけの気持ちを込めて撫でる。 「ふぅ……」 さすがに疲れてしまった。でもこれで、ゆっくり休めるよな…… そう思った、そのときだった。 「…………え?」 眞楠の腰が、まだ僕のモノを銜えたままの眞楠の腰が再び蠢き始めているのを感じたのは。 「ね……もう一回……」 僕の目の前で、眞楠が夢見るような瞳でにっこりとほほえむ。 「ううん、もっと……何回も眞楠を……目一杯、全開にして……♪」 それからあとのことは、よく覚えていない。 次に気が付いたときは、妙に黄色がかった朝日の中だった。 「あ、眼、さめた?……ぐっすり眠ってたね〜〜♪」 ……すっきりとした表情でにこにこしながら僕の目覚めを迎えてくれた眞楠は、4回目イっちゃったあとからは昨夜のことをよく覚えていないという。まるでいつもとは別人のように激しく荒々しく僕を求めてきたことも、そして何度も何度もそれを繰り返したことも。 「…………………………マジ?」 にこにこほほえみながら、着衣の上からでも判るむっちりボディを僕にすり寄せておねだりしてくる眞楠。 「冬だっていっても、いい天気だよ〜。ね、今日はどこか軽くツーリングでも行こうよ〜♪」 その仕草をかわいいと感じつつも…… これからは調子に乗って眞楠を燃え上がらせ過ぎないようにしよう、などと心の中で思う僕なのだった…… |
眞楠のV−ブーストが作動してしまいました。 (^_^;) これを上手にコントロールすることが、彼女とつき合っていく上で重要なポイントとなるわけっス〜。 |