はじめて身体を重ねたあとも、僕は機会を見つけて眞楠を愛してあげた。
 まだ経験の少ない彼女が少しでも気持ちよくなれるように……なんていうと格好いいけど、僕が眞楠と身体を重ねたくて仕方ないのも事実なわけで…… 我ながらちょっとひどいかな、と思わないではないけれど(^_^;)。
 そのおかげ?か、最初の頃よりもちょっと大胆なことをしても、眞楠はついてきてくれるようになったんだ。

*     *     *     *     *

 僕はゆっくりと眞楠の膣(なか)に僕自身を沈めていく。
「んっ………」
「大丈夫? 眞楠」
「う、うん……まだちょっと、変な感じだけど……大丈夫だよ……でも」
「なに?」
「こ、このかっこ……はずかしいんだけど……」
ちょっと回転数上げ気味で運転
「自分でこ、こんな……大きく足広げるなんて……」
「でも、そうしないときちんと入れられないでしょ?」
「だ、だったら、なんでキミがしてくれないのよぉ」
「だって、僕が足を抱えたらこうやっておっぱい触れないじゃない?」
「も、もぉ!」
 それっきり眞楠は口をつぐんでしまった。
 背中側にいる僕からは眞楠の表情を伺い知ることは出来ないけれど、思いっきり恥ずかしがっていることはわかる。だって耳たぶまで真っ赤になっちゃってるし。
 そして、心とは裏腹にすごく興奮してるだろうってことも。だっていつもよりも吐息が熱っぽいし、僕のを包み込んでる眞楠の胎内が、きゅうきゅうと締め付けてきてくれてるから。
「う、うごくよ……眞楠」
 その気持ちよさにうわずりそうになる声でささやきかけて、僕は腰を使い始めた。 まだ経験の少ない眞楠のことを考えて押さえよう押さえようと思っても、その動きはどうしても以前より大きく激しくなってしまいそうになる。
「んっ……あっ、あ……んふ、ふっ、ふんっ、ふんっ、んんっ、んっ……!」
 眞楠のつぐんだ唇から漏れる甘い吐息と、両方の手のひらに伝わってくる大きな乳房の感触があまりにも刺激的で……
「 うっ……くぅっ、い……行くよ、眞楠……!」
 僕は自分でも情けないぐらい、あっさりと上り詰めてしまった。

『どくっ! びくっ! びびゅっ!』

あっさり降参
「あ、あ……ああっ!?」

 そのとたん眞楠が上げた叫びには、多分に不満と抗議の成分が混じっていた。
「ご、ごめん……眞楠があんまり気持ちよすぎて……出ちゃった……」
「ひどいよぉ……自分一人で気持ちよくなっちゃうなんてぇ!」
 肩越しに恨めしそうににらみつける眞楠の視線が実に痛い……
「だ、大丈夫。 ほら!」
 出したばかりだというのに、僕のモノは眞楠の胎内で萎えるどころか、再びギンギンと固さを取り戻しはじめていたのだ。
「こんどはちゃんと……眞楠も気持ちよくさせてあげるから……ねっ?」
「んもぉ……」
 はずかしいような、うれしそうみたいな、複雑な表情で苦笑いする眞楠。
「だったら今度は、ちゃんと向かい合って……するのが、いいな♪」
「はいはい……」


 経験は眞楠より多いはずなのに、実際に肌を重ねるとなんか彼女にイニシアチブを取られているような気がする僕なのだった…… 



 慣らし運転も距離を稼いで、ちょっとずつ上限の回転数を上げて行ってるって感じっス。

 次描くときは……眞楠のV−ブーストが全開か? (^_^;)




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