「くっ……あ、あっ……も、もう、出そう……!」
 不意に春生くんの口をついて出た言葉に、真澄さんは熱に浮かされたような声で訴えます。
「あ、あっ、だめっ……中、だめっ……そと、外に……抜いてっ!」
「……うっ!」
 春生くんのガマンの限界は、彼が勢いよく破裂寸前のペニスを真澄さんの胎内から
引き抜いたのとほぼ同時に訪れました……
ぶっかけ
『びゅっ! びゅびゅっ! びくっ! びくっ! びくんっ!』
 大きくしゃくり上げるように春生くんのペニスがけいれんするたびに、精液が真澄さんの
身体に向かって打ち出されてゆきます。真澄さんの愛らしい顔にまでかかるような勢いで。
そしてその白濁した体液は、真澄さんのうす紅色に上気した肌の上をねっとりと伝い落ち、
いやらしいマーブル模様を描いていくのでした。
「あ、……あったか……い」
 その感触を肌の上で感じながら、ペニスを引き抜かれる衝撃に達してしまった真澄さんは
うっとりとした表情で呟くのでした……

*     *     *     *     *

「あ、あのね……春生くん」
 体の中に荒れ狂った熱も引いて、二人で証拠隠滅をしているときに真澄さんはぽつりと
囁きました。
「確かにあたしのハダカ、他の男の子に見られちゃうけど、それは学校行事だから……
 それに、見せるのはハダカだけで……あたしの気持ちは……春生くんだけだからね……」
 言ってるしりから恥ずかしくて頬が真っ赤になってしまうんですけど、言わずにはいられない
真澄さん。
「う、うん。判ってる……」
 同じく気恥ずかしさに真っ赤になりながら答える春生くん。

 なんだかんだといっても、要するにラブラブなのでした。



ちゃんちゃん。



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