使い回しで申し訳なひ(笑) メンテナンスは苦手だけど、眞楠は自分の愛車を
磨くのが大好きだ。
 時間を見つけてはガレージにこもってピカピカに
磨いてる。
「ふんふんふ〜ん♪」
 鼻歌混じりでバイクを磨いてるその姿はとっても
楽しそうで、そばで見ている僕も楽しくなってきて
しまう。
「さ〜、汚れは落ちたから……次はワックスできれい
きれいにしよ〜ね〜♪」
 左手にウェス、右手にスプレー式ワックスを持ち
ながら、まるで生き物に対するようにバイクに話し
かけてる眞楠を見ていると、ああ、やっぱオンナノコ
だなー、とか思ってしまう僕。
「ふんふんふ〜〜ん……っと」
 眞楠がスプレーのレバーを握るたびに、ぷしゅぷしゅ
とワックスがバイクのボディにかかっていく。
「あっとと……いけないいけない(汗)」
 あわてたような眞楠の声に目を向けると、勢い余って
かけすぎたのか、バイクのボディの上を白く濁った
ワックスが一筋、二筋たらり……たらりと流れていく。

(ワックスをかけて、きれいになる……か)

 そんな様子を見ながら、僕の頭の中には別のビジョンが
次第にかたちづくられていくのだった……




わっくすたっぷり〜(笑)
「あは……こんなに……いっぱい、いっぱいかけてくれちゃったんだね、キミ……♪」
「眞楠がかわいいから……いっぱい気持ちよくしてくれたからだよ」
「うふふ……そんなこといってくれると、うれしいな……♪」
(うっとりしたようにそう言いながら、眞楠は自分のアソコやおっぱいにかけられた僕のセイエキを指ですくって……)
「あは……キミのとあたしのとが混じったのがこんなに……まだ、あったかい……」
(その指先を、ぬらり、ぬらりと身体の上に……)
「みて……まるでワックスみたい。えっちなワックス……」
(眞楠の身体は、おっきなおっぱいも、やわらかなお腹も、ぷっくらとしたアソコもみんな上気した肌のピンクと
いやらしい液の白とに彩られて……)
「ね……このワックスで、あたしももっときれいに、ピカピカになれるかな……?」
「なるよ……もっとかわいく、もっとえっちにね……もう一回僕のワックス、かけて欲しい?」
「うん……キミのワックス、眞楠にかけて……♪」




・・・・・・・・・・・「……なに考えてるの?キミ」

 微妙にさめた眞楠の一言で、僕はふと我に返った。
「またエッチなことでしょ」
「な、なにを言うんだキミは〜。はっはっはっ」
 図星を指されてごまかし笑いする僕。
「どうせ
『僕のえっちなワックスで
キミをきれいにピカピカに
してあげる〜』

とか考えてたんじゃないの?」
「そ、そんなわけないだろ〜〜 わっはっはっは!」
 さらにそのものズバリを指されて、僕はごまかし
笑いのボリュームをあげるしかなかった。
「ったく……えっちなことばっか考えてるとバカに
なるって言ってるのに」
「……面目ない」
 呆れたような眞楠に、僕は頭を下げるしかなかった。

「でも……」

んふふ♪
 僕が頭を上げると、眞楠がうすく微笑んでいた。
「ちょっと興味、あるかも ♪」
 その頬はほんのりと赤く染まり、そして瞳は熱っぽく潤んでいる。
「今晩、ためしてみたいな……」
「え……まじで?」
 こくん、と頷く眞楠。
「あたしのお肌がピカピカになるぐらい、ワックスかけてくれる?」
「お、おうよ!」
 僕は思わず、親指を立てた右手のこぶしを前に突き出していた。


……棚からボタモチ・ひょうたんから駒とはこのことだとか思いつつも、最近なんか眞楠に
イニシアチブをとられっぱなしな気がして仕方ない僕なのだった……



 久々に眞楠描いてみました。
 あ〜、やっぱこの子好きだわ、わたし(元ネタのバイク共々)。

 ちなみに液体ワックスは直接吹き付けずにウェスか何かに一旦吹きかけてから使った方が
良いような気が。




** 「プライベート☆だいあり〜」トップへ戻ります **