たぬき学園体育祭2005」

 2005年度たぬき学園体育祭では、女子生徒による『チン喰い競走』が始まろうとしていました。

「位置について!よぉ〜〜い……」
 ぱぁん!とスターターの音が鳴り響き、スタートラインから紅組・白組3人ずつの女子生徒が一斉にコースへ駆け出しました。1年2組の山咲羽夢さんもその中の一人です。
(ううっ、これ、走りにくいよぉ……(´△`;))
 羽夢さんをはじめとする選手たちは、みんな両手を腰のうしろで縛られています。当然みんな上手くバランスが取れなくて走りはヨタヨタ。それでも頑張って目指すのはコースの中程に設けられた『やぐら』。そして、そのやぐらの真下にたどり着いた羽夢さんは、そこからつり下げられているものに顔を近づけて……そしてためらいがちに、おそるおそる伸ばした舌先をぴとり、と触れさせたのです。
(ううっ……なんか、変な感触ぅ……(>皿<))
 その瞬間舌先から伝わる、今まで感じたこともない感触と熱さに顔をしかめながらも、羽夢さんは意を決して「そのモノ」に舌先を這わせ始めたのでした。
みんなそろってぺろぺろぱっくん♪

 羽夢さんをはじめとする女子たちの目の前にやぐらからつり下げられているのは、ハンモックにうつ伏せになって横たわる男子生徒、正確にはハンモックの切れ目から突き出されている、ピンピンにボッキした男子生徒のおチンチン。そしてほぼ一列に並んだ女子たちは、ひたすらにそのおチンチンへ舌を伸ばし、ペロペロとしゃぶったり、銜えこんだりしています。
 そう、この競技に参加した女子はそれぞれコース上に吊り下げられたおチンチンを口を使って射精させないとゴールにたどり着くことは出来ません。……これがたぬき学園体育祭名物の一つ『チン喰い競争』のルールなのです。
(は、はやくピュッて……ピュッてシャセイさせなきゃ……!)
 そうは思うのですが、実はまだえっちの経験のない羽夢さんにとって、目の前のモノが生まれて初めて見る家族以外の、しかも興奮していきり勃った男のおチンチン。消毒してあると聞かされてはいても、排泄器官でもあるそれを口にするという嫌悪感が先に立って銜えこむなんてもってのほか、舌先でペロペロするしかできないのです。
 それでも女の子の舌で舐められていることに興奮しているのでしょう。目の前のおチンチンは羽夢さんの舌先があたるたびにぴくんぴくんと反応し、魚のくちびるのような鈴口からトロトロと透明な液体をこぼし始めていました。
(う、うわ……何か先っちょから汁出てきた……! うええ、ヌルヌルしてるぅ〜〜〜!)
 羽夢さんが舌先で塗りつける唾液ばかりでなく、おチンチンの鈴口からあふれ出る先走りの液まで混ざり込んで、おチンチンはテカテカヌルヌルとした光沢を増していきます。それがまた羽夢さんの嫌悪感を膨れ上がらせてしまうのですが……同時にちがう考えも頭の中に浮かびはじめていたのです。
(で、でも……憲一くんにも、これ、生えてるんだよね……)
(憲一くんのおチンチンも……あたしがしゃぶってあげたら、こんな風にピクピクして、液こぼしたりするのかな……)
 片思いの男子の股間から、目の前のモノがそそり勃っているシーンなんか想像してしまい、なんかカラダの奥からもやっと熱いものがこみ上げてしまう羽夢さん。……知らず知らずのうちに、いやいやだった舌使いに熱心さがこもり始めていました。
(たしか、今日子がクラスでおチンチンはここが感じる、って言ってたっけ……傘みたいなトコの縁……あ、今すごいピクッてなった! ホントに感じるんだ……うわ、液どんどん出てくる……あたしが舌で舐めるたびに、おチンチンピクピクする……何かどんどんかたくおっきくなってくる……憲一くんのおチンチンもこんな感じ……?)
 いつしか両足をもじもじと擦り合わせ始めていた羽夢さん。しゃぶっているおチンチンにかかる吐息もどんどん熱く、荒くなって……そしてそれが、おチンチンにさらに刺激を与えていって……
(そしてこれが、あたしのアソコの中に……あたしのアソコを押し開いて、最後に……!)
 その瞬間でした。
どぴゅっ! とな♪

『どぴゅっ!』

 ものすごい勢いで、目の前のおチンチンから羽夢さんに向かって熱くて白く濁った液体が飛び出してきたのです。
「んむっ!?」
 それが「精液」だということに羽夢さんが気付いたのは、何度も何度もしゃくり上げるおチンチンからびゅっ! びちゃっ! と音を立てて自分の顔や胸元、そして髪の毛までにネバネバがまき散らされてからのことでした。
お顔も身体もぬ〜るぬる……♪
「うええ……なにこれ、きもちわるぅい……」
 やっと目の前のおチンチンからの射精が終わったとき、羽夢さんの上半身は文字通りの精液まみれになっていました。
(うわ……ネバネバしてる……ドロドロ……いやぁ、口に入っちゃってる……変な味ぃ〜〜〜……うえ……ニオイも変……体操服に染み込んでくるぅ!……じわっと熱いよぉ〜〜〜〜)
 体の中のモヤモヤも一瞬で消し飛んでしまい、生まれて初めての顔射に戸惑うばかりの羽夢さん。
 紅組側スタンドからの『早く!早くゴールしてっ!』という慌てたかけ声も耳に入らないのでした……



 体育祭『チン喰い競走』でした。……ちなみに画面左端の子は「どうしてもおチンチンを口に含むなんて出来ない〜〜」状態になってます(って、どーでもいいことですが(^_^;))

『チン喰い競走』系列のアイディアは、じおさん・時の詩人さんからもご応募いただきました。ありがとうございます〜



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